ネットで確認するとロケは2022年正月からという。
それを観ていて妻が「ヨーロッパではマスクを着けていない人が多いなあ」と呟いた。
つい先日はドイツの高学歴と思われる学生たちが一緒に走っていたがそのとおりだった。
私は『富岳』を使ってのマスクの有用性の実験結果などを認めているが、そういうミクロの実験結果とマクロの国別感染状況の落差に答を見いだせていない。
ネットに国別の人口100万人あたり直近7日間の新規感染者数があがっているが、2023年2月22日現在のそれを見ると、韓国1398.5人、ドイツ1181.3人、日本936.6人、アメリカ851.5人などが目立ち、あまりマスクを着けていないと思われるフランス、イタリアなどラテン系の国々の方が少なくなっている。
それを疫学的な結果だとすれば、マスク着用の有意差に疑問符が付く。
結局山中伸弥教授のファクターXも見つからず、自然界は融通無碍。人間様を笑っているみたいだ。
ただ、日本も減少傾向は認められているから、やたらにマスク警察みたいなことを言わないようにするのは私は賛成だ。
この世にリスクゼロはありえない。交通事故が怖いから家から一歩も出ないという選択がナンセンスなように。
コロナ下で、あれも危険だこれも怖いと思考停止したところがないだろうか。コロナ神経症と呼んでもよいような気がする。
後ろ向きなことと理性的なこととは違うと思うのだがどうだろう。
まあ、コロナもマスクも一筋縄にはいかない。
0 件のコメント:
コメントを投稿