2018年3月20日火曜日

ジャーナリストの魂

 不甲斐ないマスコミにうんざりすることが多かったが、ここにきて少しは潮目が変わってきたような気がする。
 朝日新聞の奮闘もそうだが、毎日新聞与良編集委員が「朝日のためというより日本のジャーナリズムのために委縮しないでほしい」と朝日にエールを送ったことも素晴らしい。
 NHKもニュースを見ていると不公正が目につくが、政治経済以外の分野では感心する番組も少なくない。
 見逃したがEテレ17日の「100分de名著」の「メディア論」も良かったらしい。
 その番組内で高橋源一郎氏がイギリスBBCのジャーナリスト魂を紹介したらしい。
 イギリスで、保守党の議員が「BBCは国営放送なのだから一日の最後に国歌(God Save The Queen)をやれ」と文句をつけたので、BBCが一日の最後のニュースの後、「言われた通りやります」といってエンドロールにセックスピストルズの同名異曲を流した。映像のバックにはパロった国旗も。
 いやあ~、これは痛快というか、この西欧のアイロニーには脱帽する。
 というか、笑った後に涙が出るように、強いものになびく日本の忖度社会が悲しくなる。
 この動画は元気をくれる。では、good night



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