3月12日は一日中私用で手を取られていた。
そんな中、70年代以降一緒に労働運動をしていた友人の突然の訃報が届いた。
今は言葉が思い浮かばない。「あんたなら洒落た言葉の一つや二つで送ってくれ」と彼はきっと言うだろうが許してほしい。
そんな一日だったのでテレビもほとんど見ていないが、麻生副総理・財務相の会見だけはタイミングよく見た。
曰く「佐川が間違った答弁をしたのでそれに辻褄を合わせようと本省理財局ぐるみで改竄をした」・・意訳すればそうである。
しかし、それは事実に相違する。佐川をスケープゴートにして真犯人を隠す麻生の作戦と見た。
何となれば、野党合同ヒヤリングで共産党タツミコータローが放った次の指摘こそが正しい。
『佐川答弁との整合性のための改竄が始まりではない。佐川の「価格提示も先方からいくらで買いたいとの希望もない」答弁は3月15日。それでは「2月下旬から改竄」と合わない。一方総理の「私や妻が関与してれば議員辞める」は2月17日。つまり昭恵氏の関与を隠蔽するために改ざんが始まった。』
私の常識からすると改竄前の決裁文書は行政機関の公文書として異常である。
いろんな政治家の名前を出し、日本会議の名前を出し、その性格の紹介にまで筆が及んでいる。
こういうのを「奴隷の言葉」という。表向きはご主人に逆らっていないようで、良識ある市民が読めば解るように不本意である旨を語るのである。
異常な体裁の公文書は、この事案が「超異常なマル政事案」であり、公務員として不本意ながら従わせられているのだということを記録しているのだ。
ここ数日私が言いたいのは、佐川は悪いには悪いが、決して主犯でないということだ。
もう一度言おう。2月下旬から始まった改竄は、安倍首相と昭恵夫人を隠蔽するために始まったものである。
ズバリ、国有財産を8億円余り値引きさせたのは安倍夫婦である。
近畿財務局職員を自死に追い込んだのは安倍夫婦である。
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