ネットで「若ごぼう」を検索したら宮崎県の「新ごぼう」の漬物までが出てきたので、今日のブログのタイトルは「葉ごぼう」にした。
霧島地方では「新ごぼう」を「若ごぼう」と言っているらしいが、こういうものは魚の名前同様にどちらが正しいとか正しくないとかいうものではないだろう。
この「葉ごぼう」=「若ごぼう」はこの辺りでは「八尾(やお)の若ごぼう」として有名であるが、先日、大阪府八尾市出身の友人が「茎は食べるが葉は食べない」「葉は固い」と言ったのには少し戸惑った。
私などは「若ごぼう」と同じ程度に「葉ごぼう」とも言ってきたぐらいだから、「葉ごぼうの葉は食べない」というのは「キンカンの皮をむいて皮を捨てる」ぐらいに戸惑う。
H親父さん、私の感覚では決して葉は固くないですよ。
数十年前にはまだ葉が固かったのでしょうか??
一度試しに食べてみてください。
今日の写真は「若ごぼうサンド」。まったくもって違和感などない。上手く宣伝すればブームにさえならないかと思うほどマッチしている。
写真は撮らなかったがスパゲッティにも文句なくマッチした。
葉ごぼう・若ごぼうは優れモノである。
葉ごぼうに似たものに蕗(ふき)があるが、これは世間では料理の見た目のために茎だけを使うことが多い。
山蕗などは葉を落とした形で売られている。
この葉を、茎とは別に佃煮風に炊くのが私は好きだ。正直に言うと茎以上に蕗の葉の佃煮が好きである。
スーパーで葉を落として(捨てて)貰っている人を見ると「ああもったいないなあ」と声が出かかる。
【閑話休題】 何十年ぶりかで天王寺駅北口の焼肉屋に行った。
堺に住んでいた頃はよく行っていた店だ。
その頃は必ず生レバーを食べていたなと懐かしく思い出しながら(今は昔の話です)センマイやミノをいただいた。
安倍夫婦を許せない!という話で大いに盛り上がり、大阪でも大行動をしたいものだという話に発展したが、周囲からはただの酔っぱらいの大言壮語に思われていただけだろう。
長谷やんとひげ親父さんのブログに触発されて今年初めて八尾の若ごぼう料理に挑戦しました。根と茎は炒め煮とかき揚げ、葉は佃煮にして美味しくいただきました。根のひげ以外捨てるところ無しでした。葉はゆがいて灰汁とりして少し炒めてから出汁にゴマとチリメンジャコを入れて炊きました美味しかったです!
返信削除スノウさんの見事なレシピに感心しております。
返信削除わが家はいたってシンプルに、うす揚げとほんの少々の豚肉で根も茎も葉も一緒に炒め煮です。
追伸 イカナゴの季節ですね。わが家はくぎ煮ではなく釜揚げのシンコです。私は生姜を下ろした甘酢です。妻はポン酢です。