「はらぺこあおむし」という幼児向けの絵本がある。全世界で3千万部を超えるベストセラー。
日本では1976年に発売されているから、その頃以降に子育てをした人の多くが知っている。
ただし、私たち夫婦は知らなかった。
今は、孫のおかげでよ~く知っている。
(以上、まくら)
妻といっしょにその「はらぺこあおむし」の折り紙を義母のところに持って行った。
あおむしは上下にくねくねと伸び縮みもする。母はほどほどに楽しんでくれた。(それ以上は望めない)
するとスタッフの方々が「わあ~」とか「ひゃあ~」とか言って集まって来られて、「これはよく出来てる」「折り方教えて」と賑やかになった。
介護スタッフの感性は保育園の保育士と似通っているようで、楽しそうに話が弾んだ。
この折り紙の折り方は妻も知らないものだった。(折り紙については私は論外)
庭先で孫をあやしていた折、ご近所の方がわざわざ家に取りに帰ってプレゼントしてくれたのがこれだったが、孫の凜ちゃんは早々に壊してしまい、凜ちゃんの母親も壊れたからと言って捨ててしまった。
ただ一部が残っていたので妻が復活させようとしたのだが you tube を見ても巧くいかず、ほぼ一日天下のあおむしだった。
で、再びご近所の方とお会いした際、「実は~」と語ったところ、今度はかなり親切な折り方のテキストと一緒に戴いたのが写真の「二代目あおむし」。
春である。もうすぐここの老人ホームが「はらぺこあおむし」で埋まるだろうことを想像するとなんとも可笑しい。
あおむしの折る部屋の賑わいは春
0 件のコメント:
コメントを投稿