「違法行為などしてはならない」のは当たり前のことである。だがしかし、官といわず民といわず、それで済んだら警察はいらない。というか、警察も検察も信用できない中で、孤独になれば心を病み、その精神疾患は自殺念慮を伴う。
労災保険制度というのは国の制度であるが笑い出したくなるほどリアルな上にもリアルである。
例えば精神疾患や自殺の労災認定基準の中に『業務による心理的負荷評価表』がある。
業務の中で想定される「具体的な出来事」をパターン化して、そういう出来事がどんな場合に心理的負荷(ストレス)が弱、中、強になるかが示されている。
その中に、『業務に関連し、違法行為を強要された』という項があり、・業務に関連し、重大な違法行為(人の生命に関わる違法行為、発覚した場合に会社の信用を著しく傷つける違法行為)を命じられた ・業務に関連し、反対したにもかかわらず、違法行為を執拗に命じられ、やむなくそれに従った ・業務に関連し、重大な違法行為を命じられ、何度もそれに従った ・業務に関連し、強要された違法行為が発覚し、事後対応に多大な労力を費やした(重いペナルティを課された等を含む)・・・これらは「強」、つまりは労災認定される可能性は非常に大きいとされている。
労災認定と使用者賠償責任、民事賠償責任とはストレートには連動していないが、人間(ひと)を自殺するまでに追い込んだ組織の管理者責任・使用者責任は十分問われなければならない。
同時に、その組織(例えば財務省)にとって何のメリットもないような違法行為を無理強いしたとてつもない圧力(をかけた人間)はもっと責任を問われて当然だろう。
全経済産業省労働組合飯塚副委員長が指摘しているが、谷査恵子首相夫人付秘書官は経産省のノンキャリアの課長補佐である。官庁の中の官庁といわれる財務省で、国有財産審理室長が他省の課長補佐級のレベルの問い合わせに回答することなどありえない(らしい)。その官(主に財務省周辺)の世界では異常といえる回答がなされたのは、これは文句なく「内閣総理大臣夫人」付の秘書官であったからである。
こういうのを官のルールを飛び越えた「まる政事案」と呼ぶ。
本質を見失ってはならない。
右翼的偏向教育で有名な森友学園に土地を売って小学校を立てさせろと圧力をかけたのは、日本会議国会議員懇談会副会長でもある安倍晋三と昭恵夫人と日本会議の議員である。
その意を受けて、大阪府の小学校設置基準を改悪し、その上に無理に無理を重ねて認可したのは橋下、松井元・現知事ら維新の面々である。
そして資産の無い森友に銀行から融資のあっせんをしたのは公明党冬柴元国交大臣に繋がる人脈といわれている。さらに言えば、国交省航空局も重要な役割を果たしている。
そして財務省本省に引導?を渡したのは(今井)首相秘書官ではないだろうかと前川氏などはそう示唆している。
労災認定基準でいえば、そういうシナリオで実務を強要されたのが近畿財務局であるから「業務上災害」の可能性はとてつもなく大きい。
(このテーマおわり)
友人のOさんから、釣果である太刀魚と彼の故郷のデコポンをいただいた。
孫の凜ちゃんは身体が弱く未だに離乳食に毛の生えた程度の食事だが、デコポンも太刀魚の煮つけも喜んで食べてくれた。
今般のデコポンは少々酸味が効いていた。
酸っぱい蜜柑が好きな夏ちゃんは大いに満足の表情だった。
酸っぱい蜜柑といえば紀伊山地山奥の「じゃばら」も有名だ。
味覚糖から「邪払(じゃばら)のど飴」というのが出ていた。
好きな上にそのネーミングにも感心したので購入した。
道の奥こんなだったか辛夷咲く
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