2016年9月16日金曜日

仲秋の名月

  昨夜は仲秋の名月だったが、「月に叢雲、花に嵐」の例えがある。
 こういう名言は歳をとってからよく判る。
 ということを実感させるような写真のとおりの名月だった。
 
   少し前から気圧配置が換わり、大陸から秋の空気が南下してきたり、また太平洋高気圧に戻ったりしながらも、確実に季節は秋の様子を見せている。
 熱帯夜の不眠から解放された喜びと同時に、寝冷えの心配が大きくなった。
 気が早いが、秋の向こうには冬が待っている。

 孫の凜ちゃんの病気の心配は不必要にしないように心掛けているが、医師からはRSウイルスに感染させないように厳重注意を受けている。
 風邪によく似た呼吸器感染症の一種で、乳児の半数以上が1歳までに、ほぼ100%が2歳までに感染するらしい。しかも、免疫は形成されず何回でも感染する。
 インフルエンザよりも死亡率が高く、孫のように重い基礎疾患のある乳児は気をつけろと医師に強く言われている。
 結局、人ごみに連れていかないこと、家族が風邪をもらってこないことと注意されているのだが、これが結構な難題である。

 私自身の経験を胸に手を当てて振り返ってみると、空気の悪い居酒屋で大議論をして飲み過ぎて、帰りの電車でうたた寝をしたようなときに風邪をひく。
 「このままでは風邪をひくな」とうすうす頭の奥で感じながらうたた寝をするときも多い。
 つまり、孫に風邪をうつす可能性の一番高いのは私である。
 なので、大議論と飲み過ぎは徹底して抑制しなければと肝に銘じている。
 付き合いが悪いという場面はそういうことだとご推察いただきたい。

 なので、OB会世話人会の二次会も早々に引き揚げてきた。

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