ただの爺ばか日誌である。
12月5日の記事で「プレ食べ始め式」を行なったことを書いたが、今回は父親も参加して、孫の凜ちゃんの正規の食べ始め式を行なった。
座っているように見える椅子?は私が段ボール箱で制作した。
妻も娘(凜ちゃんの母親)も、私がスーパーで段ボール箱を貰っているのを、こういう構想であったとは露知らず、「また何かあほな工作をするのだろう」と思っていたらしいが、結果ヨシで感謝された。
食べ始め式は地方地方でいろんなしきたりがあるようだが、その種のこだわりは無視をして、孫が成長しつつある記録として行なった。
ただそれだけといえばそれだけのことであるが、この孫はよくぞここまで成長してくれたものである。
両親も、よくぞここまで頑張ったものである。
今でも毎日七種類の薬を飲んでいるように、この孫のハンディキャップに心は痛むが、ある意味では他の子に比べてどうだとか、平均的な成長の度合いから見てどうだとかという心配?は超越したから、純粋に1か月前から成長したとか、半月前から変わったとか言って喜べている。
まもなくこの年も暮れようとしているが、鯛の目玉を食べて目出度いと洒落を言い、「鯛の鯛」を出して来年も善い方向に転ぶだろうと言いあった。
魚の身を骨の裏まで上手に食べる箸使いを「せせる」といいますが、こういうシーン以外にはほとんど使いませんから、器用でない方には無縁な関西弁です。
返信削除魚の鎌のところをせせると胸鰭を頭に飾る感じで「鯛の鯛」という骨が採れます。不器用だと二つに割れてしまいます。
江戸時代の書物にも「鯛中鯛」として出てくるようで、目出度い鯛の中のさらに目出度い骨ということで縁起物とされてきました。
鯛の鯛を取り出せない食べ方というのはもったいない食べ方であり不器用な食べ方として我が家ではしつけられてきましたが、フォーマルな席でこれをやると反対に誤解を受ける可能性があるので注意が必要です。