先日行なった町内会の餅つき大会では「子どもたちに丸めさせよう」という意見は少数否決され、「食中毒が起こったらあかん」ということで登録された役員だけが丸めたが、ここではもちろんよく手を洗って消毒してではあるが、ほとんどの入居者が丸める作業に参加した。
そして義母であるが、先日来神経も含めて体調が良くなく動作も緩慢になっていたが、一旦お餅を手にすると、先ず皺を底の方に丸めようとし、後は嘘のように俊敏に丸め始めた。ほんとうに嘘のように手が動いた。
人間歩くときに「右足を出したから次は左足」などと考えずに歩くように、体に染みついているのだろう。昔とった杵づかとはよく言ったものである。
日頃の食事はきざみ食や流動食の方々も、おぜんざいやきな粉餅を最低でも3つは食べられたのにも驚いたし、食べさせるスタッフにも少し驚いた。
喉に詰められた方もおられたが、ちょっとした息の調子で遠くからでもすぐに察知し、そして背中を叩いたりしてすぐに対応されるのにも感心した。これがプロであろう。
症状の軽い入居の男性も本格的に杵をふるったし、以前に私が作った発泡スチロールの杵で入居者の曾孫さんが参加したのには大きな掛け声と拍手が起こった。
お餅つきは素晴らしい伝統行事だと思う。
もち米を蒸すのに去年は食堂の強力スチーマーを使用したが強力過ぎて蒸し過ぎになった。
返信削除今年はスタッフの一人がペール缶で手作りしてきたロケットストーブ(薪コンロ)で蒸したら完璧に成功した。これなら私も蒸し具合をしっかりと把握できた。
このロケットストーブは文字としては知っていたが実物を見るのは初めてだった。
そして少ない薪で高温が発生するその威力にはほんとうに感心した。
うずうずと作ってみたくなったが使用する場所と機会が思い当たらない。
今年のお正月は雑煮なし(義父が餅を詰めたら大変と思い)でいこうかと思っていましたがこのブログに勇気をもらって作ることにします。
返信削除私は、毎年薪でタケノコ料理を楽しんでいます。タケノコのあく抜きや、味付けは薪でなければ不可能です。ガスや電気コンロでは、絶対無理です。薪の強力な火力とその後の残り火で絶妙な味付けになります。嫁さんも「タケノコだけは負けた。」と言っています。来年のタケノコシーズンまであと三カ月程になりました。田舎暮らしの贅沢を満喫しています。(都市部での薪料理はあまりお勧めできません。相当うまくやっても煙が出ます。近所の方や、消防署に怒られると思います。)
返信削除ひげ親父さんのお義父さんにお餅を喜んでもらうというのは素晴らしいことですが、事前に詰まらせたときのノウハウを学習しておくことも大切でしょう。老人ホームスタッフの大胆さと素早い対応にはほんとうに感心しました。
返信削除バラやんのタケノコ料理は読んでいるだけでその美味しさが伝わってきます。羨ましい限りです。
なお、御両人はロケットストーブのことはご存知でしたか。ネットで調べてみてください。実際、2~3本の大きくもない薪で大きな火力が発生します。ポイントは空気の流れです。上手く燃えると煙ることもありません。うずうずしてきます。
山小屋を御持ちの皆さんは挑戦されては如何でしょう。
ネットで見ました。ロケットストーブは素晴らしい装置ですね。感服しました。これなら、住宅密集地でも薪料理は出来ると思います。来年の4月には薪料理のタケノコ版のレシピを送信します。
返信削除来春、鶯の鳴く頃よろしくお願いします。
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