一陽来復。冬至。
古人が太陽つまり生命力の衰えを実感し怖れた感じは説明抜きで理解できる。冬至は疫鬼の天下である。
そこで、7月18日のブログ「贅沢な夕涼み」に書いた法華寺の蓮華会式(茅の輪くぐり)で小豆粥(あずきがゆ)を戴いたことを思い出した。
ハレの食事、小正月の行事食として有名な小豆粥。
これは、千田稔氏の著書によると6世紀の中国で冬至に食べられたのが起源らしい。赤い豆を入れた粥で疫鬼を払うと。
ということで、原点に戻って冬至に小豆粥を食べることにした次第。
スノウさんから頂いた柚子で柚子湯を沸かし、狭い身辺に限れば無事に歳末を迎えられたことに感謝した。
春は遠いが一陽来復。
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