2010年に志位和夫氏が訪米し連邦議会の共和党の議員の部屋に行ったとき、リンカーンの大きな肖像画がかかっていて、「リンカーンを尊敬されているのか」と聞くと、「もちろん。わが党の創設者だ」と返答があったので、「それでは、マルクスとリンカーンが手紙のやりとりをしていたことはご存知」となるとびっくりして「知らない」。そして「それでは(アメリカ共和党と日本共産党の)祖先は一緒だ」と笑った話(15日付赤旗「志位議長とハートマン教授の対談」)は面白い。実際、マルクスとリンカーンは手紙をやりとりして意見交流をしていた。
現に資本主義の総本山中の総本山ニューヨークには今、アメリカ民主社会主義者(DSA)のマムダニ市長が座っているのだから・・・あながち的外れな誤解でもない。
マルクスが描いた共産主義とは、ソ連や中国で行われてきた政治とは正反対のものであった。人間が人間らしく、時間の活用や文化の自由が拡大される社会が展望されていた。(主に資本論の刊行されていなかった各種ノート)
「共産主義には自由がない」などという宣伝に正々堂々と論を張って、自由民主党の政策こそが自由の敵であることはもっともっと大きな声で語られてよい。実際、高市自民党の政治は金正恩やプーチンと極似している。この国では、最も自由を大事に考えているのは日本共産党であろう。
なんか近頃、この国は思想でも経済でも文化でも、「後進国」に編入されているような気がする。
イメージで社会を論じるのは良くない時もあるが、あの傍若無人のトランプが習近平の前でおとなしい「一般人」であったのは今の時代を象徴していないか。習近平を誉める気はないが・・・
アメリカにしても、どちらかというと民主党の方が大企業の利益に親和的で、トランプの共和党が取りこぼされた労働者のための雇用=企業誘致に積極的であるという側面もあるから、世の中は図式的ではない。
今日ももう1本アップする予定。

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