先日の北斎ではないが、数字の上の月日でなく、常に何かに挑戦している(走っている)人の姿は美しい。
今年退職者を送りだした労働組合の宮風委員長がそうだった。
ネットの時代、ちょっとググれば送辞の見本ぐらい簡単に出てくる昨今、今年の委員長の送辞は「送別の詩」ポエムだった。
そこでは「はたらく者に必要な能力とは」と問いかけ、「隣の同僚に元気がなければ声をかけ、自分に元気がなければ声をかけてもらい・・そんな職場を作る力のことでしょうか」と思いを巡らせ、「だいたい40年、だいたい1261440000秒の、職業人生を全うされた先輩方に、感謝の言葉を贈ります」と結ばれていた。
いいぞ現職組。わが会員も常に新しい挑戦を目指し、今年はカズーの大大合唱(合奏)で新しい退職者を歓迎した。
例年少し大人しい気味だった現職組も、今年は大いに前に出てくれた。
情熱のない引退からは代替わりも進まない。走ることだ。
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