2025年5月13日火曜日

歴史も古い交野

    本来なら明日は退職者会のハイキングに参加するつもりでいたところだが、近頃息切れがひどく、わずかな傾斜の「登り」に全く自信を無くしていて不参加を選択した。 
 行先は交野(かたの)の交野山(こうのさん)だったが、交野というと桓武天皇が道教に基く天神の祭りを行ったことで有名だが、現在の交野市、枚方市のどこで行ったかは特定はされていない。
 私が桓武なら、交野山の巨岩の上で四方を拝したいが・・・。

 桓武天皇といえば、先の平成の天皇(現上皇)が平城京遷都1300年祭やサッカーワールドカップ日韓共同開催の式典の折、「私自身、桓武天皇の生母が百済の武寧王の子孫だと続日本紀に書いてあることにゆかりを感じる」旨の「お言葉」を話されたことに驚き、先の天皇の人柄には大いに感銘を受けたことを思い出す。
 桓武天皇の生母は高野新笠(たかののにいがさ)で、神話的には遠祖は河伯(道教の水神・カッパ)の娘。

 そんな歴史の香りを感じながら歩きたかったが、もう人に迷惑をかける年齢になった。
 写真は、自分が巨岩の上に登ったものを探したがなかなか見つからないので、ネットにあった好日山荘のものを拝借。

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