「近頃は長い文書は読んでもらえない。だからといってキャッチフレーズみたいな話では現に複雑な問題を話しきれない」‥という内容だった。
問題意識はよく判ったが、私にも「即効薬」みたいな答えはなかった。
故井上ひさし氏は、むずかしいことをやさしく・・・まじめなことをゆかいに、そしてゆかいなことはあくまでゆかいに・・と諭されたが、それはけっこう上級編かも。
経験的に感じていることは、どこかの論文の受け売りみたいな話は全く意味がないということ。
自分の身近にあった経験とそのことに関わる感情みたいなものを吐露すればいいのではないだろうか。
結局、一周廻って人間性だと言ってしまえばなおさらハードルは高くなるか。
そんなことをあれやこれや悩みながら自分をさらしていけば一人や二人は「人生意気に感じる」ぐらいのことは言ってくれるだろう。
故益川敏英氏は、ノーベル賞受賞対象の研究を進めていた時期、京大理学部職員組合の書記長で、後に著書では「二足のわらじが履けなきゃ一人前じゃねえ」と啖呵に似た発言をされていた。むむむむ。
5月6月は二つの性格の異なるニュースを製作するが、この多忙を愉快だと思うかどうかで人は試される。でしょ、ご同輩!
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