12日の朝にテレビをつけると兵庫県斎藤知事のパワハラ問題で副知事が辞任と報じていたが、アナウンサーがコメンテーターにコメントを求めると「ウソ八百など最初の発言から問題だった」との答え。そのコメンテーターはパワハラと暴言で有名だった泉房穂氏だったから、朝から笑って健康に良かった。
朝刊では連合の芳野会長が立民泉代表に「蓮舫候補の敗因は共産党と組んだことだ」と言ったことで共産党の小池書記局長が「連合は小池知事を支援しておいて文句を言われたくない」とピシャリと語ったと小気味がよかった。
この日のトップニュースは旧統一協会の霊感商法に関わる最高裁判決で「念書は公序良俗に反して無効。統一協会勝訴の高裁判決を認めず差し戻し」で溜飲が下がった。
朝ドラの『虎に翼』でも思うことだが、法律をいじくりまわすだけなら「署名した念書を認めない」のは極めて困難。そこを乗り越えさせた力は世論の高まり以外の何ものでもない。
そういう意味で、困難な時代も運動を支えてきた弁護士などの運動家や政党でいえば共産党、そして立民の真面目な方々の努力こそ評価すべき。・・ところでマスコミにはその視点が欠けている。
つまらぬことかもしれないが旧統一協会は「世界基督教統一神霊協会」でアソシエーション。だから当事者もマスコミも含めて普通に統一協会と呼ばれていたが、霊感商法などでカルトだと批判が高まると、如何にもキリスト教の一宗派であるかのように「統一教会」と称し、マスコミにも要請した。それが「統一教会」という現在のマスコミの表記に繋がっている。
赤旗が「そんなあほな」と言ったかどうかは知らないが、今も「統一協会」と表記している頑固さというか原則性は私の多いに好むところ。
マスコミの現状はいろいろ笑わしてくれて健康に良い。
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