2023年10月5日木曜日

赤色比べ

   ここ数日雑用に追いまくられて気力が萎えているので簡単な記事で許してもらおう。

 上はわが家の彼岸花。各地の棚田などもニュースになっている。
 この花、何となく負のイメージがあるが、素直に見れば美しい。
 美しいだけでなく、球根に毒があるので、モグラやネズミが田圃の畔を壊すのを防いでいる。益虫に模して言えば益草ともいえる。

   二枚目の写真は近所の研究施設の(たぶん)吾亦紅(われもこう)。
 彼岸花に対抗したわけでもないだろうが、「吾も亦(また)紅だ」とは愉快なり。

2 件のコメント:

  1. 1日付の「よろしゅうおあがり」の記述について。
     私は「三宝さん」派です。というより「お三宝」は聞いたことがありません。名前の前に「お」を付けるのは、「河内」では単なる丁寧語ではなく更に親しみを込めた言葉遣いだったように思います。いつぞや、伝承料理研究家の奥村彪生さんの講演会があり講演後のサイン会で「河内では茶粥をおかいさんとよんでいますがこの「お」や「さん」には丁寧語以外の意味がありますか?と聞いた。奥村さんはあの柔らかい口調で「庶民の最も親しい味、味方の食べ物やからでしょうな~」と応えてくださった。
     それから同じく、語尾に「ミー」を付ける言葉遣いのことがありましたが河内の歴史研究家の後藤利幸さんの「幻の河内弁」の中に、「北のソオケ、南のミイヨ、中いっしょくた」という記述があり南河内では「それから」ということを「そんでみィ(女弁)」と言うとあります。私も子供の頃は近所のおばちゃんが物事の経過を説明する際に、「そんでみぃなー」と使っていた記憶があります。

    返信削除
  2.  「三宝さん」とのこと、ありがとうございました。

     河内弁も多様ですね。「ソオケ」は「そうかぁ」ですか。「ミイヨ」も同じですか。
     「そんでみィ」は「ほんでみー」と同じなのでしょうか。「そんでみぃなー」は「そんでみぃ」と「そんでな」が合わさったのでしょうか。
     河内弁も面白いです。

    返信削除