大阪で「豆ご飯」というと2派に分かれる。
私は基本的に「ウスイエンドウ(碓井豌豆)」の豆ご飯派である。
ウスイエンドウの豆ご飯を食べると”春真っ盛り”と感じる。
ウスイエンドウは東京の普通のスーパーには置いてなく、「エッ、グリンピース?」と誤解する。
これは昨年、東京の友人に確かめた。
言っておくがウスイエンドウはグリーンピースではない。
さて本題。私は昔、阿倍野近辺で働いていたこともあり、当時阿倍野にあった廣田屋の大豆の豆ご飯も無視し難い。今は住吉大社の本店と阪急梅田店だけらしい。
友人から自家菜園で採れた野菜が送られてきた。どういう訳かクッション代わりに豆の入った袋が詰められていた。
想像するに節分の豆を貰い過ぎたのだろう(ちょっと上等な感じなので違ったかもしれない)。大豆を煎ったものである。
といってわが家の節分も終了した。
それに私はどちらかというと、お酒のあてに乾き物は余り得意でない。
そんな私を察して妻が大豆の豆ご飯を炊いた。
孫が来た時にも栄養満点になるだろう。
節分の福豆を水で戻してから一つまみの塩を振って炊いたものである。
素朴な味である。悪くない。野趣に近いだろうか。
総じて豆類が好きで五穀米や麦飯の好きな妻は大いに気に入っている。
廣田屋に負けない”お料理たる豆ご飯”であった。
二度目は戻したときの水で炊いたのでさらに香りが引き立った。
小さい孫の凜ちゃんもパクパク食べた。
料理した妻は得意顔だった。
豆打ちの話をあてに豆ご飯
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