2018年4月8日日曜日

ハナノキ

   紅葉(こうよう)のきれいな樹には、大きく分けていわゆるカエデと楓(フウ)の2種類がある。
 私の見分け方でいうと、実が竹トンボ(プロペラ)になるのがカエデ、実がトゲトゲのクリスマスツリーのガラスボールになるのが楓(フウ)だと思っている。ただし根拠はない。

 私はハナノキ(花の木)はてっきり楓(フウ)の仲間だと思っていたが今般それがカエデだと知って驚いている。これも特に根拠はない。
 ハナノキというのは北米に2種類、日本に1種類だけらしく、日本では環境省のレッドリストⅡ類と書かれている。

 私は以前にアメリカハナノキ(レッドメープル?)を植えていたがテッポウムシにやられてしまった。
 きれいな紅葉が忘れられず2代目を植えたが、アメリカものか日本ものかは解らない。そういう素朴な植木屋で購入した。
 名前のとおり春にきれいな花が咲く。だからハナモミジというともある。いうほど大層な花でもない。
 そこまでは先代同様だが、それに今般実がついた。それが写真のとおり変形ではあるが竹トンボなので「驚いた」と書いたわけである。

 そして調べてみると「ハナノキは雌雄異株」というから、近所に私の知らないハナノキが植わっているのだろうか。謎である。
 何しろ今年、初めてハナノキの竹トンボを見つけたのが嬉しい。

    カエデの実この国には汝がよく似合う
    無粋なオスプレイはいらない

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