2018年4月7日土曜日

『街の鳥』に認定

  「となりの人間国宝さんに認定します」というテレビのコーナーがあるが、「磯鵯(イソヒヨドリ)をこの街の鳥に認定します」ということについて、わが家では満場一致で認定することに決定した。満場一致と言っても定数は私と妻の2名である。

   認定に至る選考理由は、3月中旬から毎日のように街中に美しい囀りを高らかに響かせているからで、極めてオーソドックスな理由である。

 昨日などは私が庭で草を抜いていると頭のすぐ上の電線で囀ってくれた。

 さて、囀りは基本的に求愛である。
 写真1(上)は♂の求愛、写真2(下)は♀による「♂の品定め」、撮影している私はペッパー警部並みの無粋な邪魔者というかパパラッチになる。

   しかし近隣住民にはパパラッチでもよいから鳴声の主を見上げてほしいが、ほとんどの住民はこんな美しい声にも無反応のまゝその下を足早に通り過ぎている。

 そこからの連想だが、「忙しいという字は心が亡ぶと書く」とはよく言ったもので、庶民は余裕がないほどに抑圧しておけば(心が)疲れて政権批判もできないと安倍ら為政者は思っている。

 だから「美しい鳥の声に耳を傾けよう」という呼びかけは「政治を監視しよう」に繋がるのでないかと私は強引にこじつけている。

   写真3(右)は隣家に来たもので12月に撮った。綺麗なので再掲。

 囀りといえば少し離れた田圃の上にはヒバリも舞い上がっている。
 恋の季節である。

6 件のコメント:

  1.  磯鵯は文字どおり海岸の岸壁あたりにいたのが、海岸の自然破壊?か何かで近年は都市に移ってきた。高層ビル群が岸壁代わりだろうか。
     そういう現在「進化?」の途中ともいえるので、皆さんの街にこの鳥がいるかどうかコメントをいただけると幸いです。

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  2.  我が街(箕面市に近い豊中市)の通っているスポーツジムの屋上で先日、良い声で囀っていました。
     それから近所のイオンの広い駐車場で毎年5月ごろに「ケリ」が鋭い声をあげながら飛んでいます。

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  3.  箕面ですか、やっぱり。イソヒヨドリは改名させる必要がありそうです。「モトイソヒヨドリ」でしょうか。「ビルヒヨドリ」でしょうか。

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  4. ビルヒヨドリとは、長谷やんの命名かと思ったらWikiで、ビルヒヨドリ=磯ヒヨドリとありビックリしました。また、水辺から街中に進出したのでビルヒヨドリと、造語したという様な記述もありよくわかりませんな。
     この伝でいくと我が家のチョウゲンボウも「マンションチョウゲンボウ」と名付けますか。

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  5.  2012年には「ビルヒヨドリ」という通称はマニアの中では使われていたのですね。初めて知りましたが、私の想像力も「凡人中の凡人だということでしょう。

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  6.  11日、堺市の阪和線よりも内陸側でもイソヒヨドリが目立つと教えてもらいました。

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