2018年4月22日日曜日

確かに地球は廻っている

   21日土曜日朝日新聞夕刊のトップ記事は『北朝鮮「核実験場を廃棄」』で、『北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は20日、「我々にはいかなる核実験、中長距離や大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射も必要がなくなった。北部核実験場も自己の使命を終えた」と・・宣言した』と報道した。
 
 トランプは密かにCIA長官を訪朝させ金正恩と交渉を続けてきたというから、金正恩もトランプもなかなかしたたかなものである。
 報復合戦なら未曽有の被害が想定される韓国、いろんな意味で北を友好国にしておきたい中国、韓国滞在米国人が常に約26万人いる米国、よい意味でみんなリアリストのような気がする。

 それに比べて、一人蚊帳の外の安倍晋三は日本国の恥さらしのように見える。
 拉致被害者は安倍の広告に使われ続けただけというのが正直な感想ではないか。
 「対話のための対話は意味がない」と勇ましかったが、現実はしたたかな対話で動いている。「巧言令色鮮し仁」とはよく言ったものである。安倍シンパと言われる日本会議グループこそ口先だけのお花畑的夢想家であろう。

 モリカケやセクハラだけでなく、安倍晋三を早期に退場させないと日本国は底なし沼に没落するだけだ。
 そのことは、革新だ保守だというような立場を超えて常識ある人々の共通認識になっている。
 「3000万署名が十分広がっていない」とか「議員の候補者がいない」とか嘆くよりも、全国で広がっている草の根の運動や、「それでも地球は廻る」かのような世界の動きに自信を持ちたい。

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