2017年8月16日水曜日

黄金の滴 流星群

ネットから
   ギリシャ神話については無知なので手元の本から引用させていただく。
 カオスの世界に最初に登場するのが全能の神ガイア、次にエロスが生まれ、ガイアはウラノスと交わりクロノスなど様々な神が生まれた。

 さて、アルゴスの街に住むアクリシアス王にはダナエというひとり娘がいたが、息子の誕生を願う王がデルポイの神に伺いを立てると「ダナエが男子を生むであろうがその子はやがてお前を殺すことになろう」と告げられた。
 神託を恐れた王はどんな男も近づけないようダナエを青銅を張り巡らせた地下室に幽閉する。
 しかし、その嘆きの声に恋をしたゼウスは黄金の雨の滴に身を変えて隙間から侵入し、ダナエは男子ペルセウスを身籠る。
 将来を恐れた王はダナエとその子ペルセウスを木箱に閉じ込めて海に流したが、セリポスの漁師に救われペルセウスは立派な若者へと成長する。以下省略。

 そのペルセウスは今(8月13日朝4時前)私の頭の上にいて、剣を振りかざして怪物メドゥサの首を持っている(14日15日と日付を優先したい記事があったので本記事のアップが遅れて今日になった)。
 そして、黄金の雨とはこのことかと連想させるように流れ星が飛ぶ。
 ペルセウス流星群というもので、毎年この時期にピークを迎える。
 それは過去に彗星がまき散らした砂ぼこりのようなものらしいが、素直に私を感動させる。砂ぼこりではない、黄金の滴(しずく)に違いない。
 あっ、飛んだ! あっ、飛んだ! とワクワクしているうちに願いごとをすることさえ忘れる。
 「暦の上では秋」とはよく言ったもので、朝4時の東の空にはもう冬を代表する星座オリオンがしっかりと控えている。
 時の経つのは早いものである。

    流星の一瞬を待つ痛い首

3 件のコメント:

  1.  ペルセウス座流星群は20日ぐらいまで見ることができると言われています。雲のない夜、眠れない夜には確かめてみてください。ただし、真夜中に空を眺めているという奇人は共謀罪の冤罪の犠牲になるかも知れません。冤罪事件をなくすためにも、多くの皆さんが観察して、星空観測をメジャーなものにしてください。

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  2. 深夜、ベランダに立ち夜空を見上げていますがどんな風に見られているのでしょうか?それと私は昼間は双眼鏡で伊丹空港の離着陸と明石海峡大橋の橋脚を見る(我が家のベランダから見えるのです)事があります。周りのマンションの住人からは覗かれていると誤解されているかもしれませんがこのマンションを選んだ最大のポイントを譲るつもりはありません。

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  3.  今は雲がかかっていてアウトです。
     流れ星の飛ぶ場所は決まっていません。バードウォッチングや昆虫採集の要領で空全体を見つめていると、右から左、北から南などにスーッと流れます。結構明るいですからわかります。見上げているときに流れるか、首が痛くなってうな垂れたときに流れるかは「天運」です。

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