孫の成長は祖父ちゃん祖母ちゃんを驚かせる。
この間は「はるすぎて なつきにけらし しろたえの ころもほすちょう あまのかぐやま~」(新古今)と空で詠ったので驚いた。
孫の名前の元となった歌だからと親が教えたのだろう。
冷静に考えると訳も分からないまま言葉を覚えただけだろうから「ちょと待ってちょと待ってお兄さん。ラッスンゴレライってなんですの?」を覚えたこととなにも変わりがないのだが、犬養節に聞こえた祖父ちゃん祖母ちゃんには「和歌の世界が理解できるようになったんだ」と思えてしまうのだ。
そして、「ひらがな」もまあまあ読めるようになった。
ところが「ひらがな」だけの短い絵本が我が家にはなかったし、児童文学の幼児用でも少し話が長いようだ。
で、いろいろ書架を探し回ったら、ふじたけんじ の版画の絵本「津軽のわらべうた」が出てきた。
ちょうど現在の孫のレベルにぴったりだ。
とんび とんび
おれのえ まわれば
にしのかわ けるはで
まーわれ
でもね、ひらがなは読めるが、こんな短い文章でさえ私でも判り難い「外国語?」が多い。
「日本は広い$%&#?」と、標準語でさえ怪しい関西人は唸っている。
和訳?をしてコメントに書いてみてほしい。
だから孫も外国語みたいな津軽弁は敬遠して、・・・しかくはとうふ・・・とうふはしろい・・・*・・・ほおずきはなる・・・なるは へ・・・へはくさい・・・くさいはべんじょ・・・べんじょはしかく・・・しかくはとうふ・・・とうふはしろい・・・(エンドレス)・・・の方が気にいったらしい。
そう、子どもたちは「うんこ」や「おなら」の話が大好きだ。
だから祖父ちゃんも一緒に「へ~はくさい」「くさいはべんじょ」と大きな声で歌っている。
〽さよならさんかく の童歌(言葉遊び?)は各地方によって多くのヴァリエーションがあるようだが、津軽のわらべうたでは「ひかるは親父の禿げ頭」ではなく『エンドレス』になっている。
返信削除これをだんだん速く歌って疲れ切ったようにギブアップするのを孫は喜ぶ。
ラッスンゴレライがなんで流行るのかは解らないが、どこかに幼児のツボを刺激する何かがあるのだろう。
私が直接、孫と出会うのは年4回ぐらいですが、週1回孫の世話に行く連れ合いから日々の成長を聞いています。
返信削除孫の世話を終えて、午後9時頃に帰宅する連れ合いから「今週の兄ちゃんと、さっちゃん」を聞くのを何より楽しみにしています。
ただ連れ合いが世話に行くのも今年度ぐらいまでかと、行かなくなった時のことを考えると、何とも切なくなる今日この頃です。
ブログ記事から、長谷やんのお孫さんは近くに住んでいるように想像していますが、うらやましい限りです。
おかげさまで月に1回ぐらいは来てくれます。
返信削除古い農村並みの共同体のような居住環境です。あはは。