民謡というよりも彼の地では準国歌的なものらしい。
原曲の歌詞が「蛍の光」の歌詞とは大きく異なるということは昔からよく言われていたが、いざそれがどういうものかというとよくは判らなかった。
それで書棚から「ジュニア英和辞典」を引っ張り出したが、初っ端のAuldからしてこれが全く出てこない。
語学に弱い私は悩み、スコットランド方言を調べに図書館に行こうかと一時は思った。
しかし、そういう努力を回避して、安直にネットを開くといろんな和訳はおろか、カタカナの読みまで出てきた。
「こんなことでいいのだろうか」と反省しつつ、易きに流れる私であった。
年度末で、かつて同じ釜の飯を食った後輩たちが現職から去ってゆく。
我々OBからするとOB会に参加してもらう季節でもある。
だから、今年は少し発想がミーハーかもしれないが、Auld Lang Syne (オールド ラング ザイン)を唄って送別と歓迎の心を贈ろうと思う。
以下は安直にネットから仕入れたもの。
You Tube に、紅白の最後のシャーロットの歌があり、判りやすい。
私がカタカナを見て歌うものだから、妻は「スコットランドはドイツ語?」とからかった。
Auld
Lang Syne (Old Long Since の方言)
Should auld(old) acquaintance be forgot,
(シューッ、オード、アクェンタンッス、 ビーフォアーガッ)
and never brought to mind.
(エーンネーバ、ブロートゥー、マーイン)
Should auld(old) acquaintance be forgot,
(シューッ、オード、アクェンタンッス、 ビーフォアーガッ)
and days of auld lang syne.
(エーンデーズ、オーレーン、ザーイン)
For auld lang syne, my dear,
(フォー、オー、レーン、 ザーイン、マイディア)
for auld lang syne,
(フォー、オー、レーン、ザーイン)
we'll tak(take) a cup o'(of) kindness yet,
(ウィルテー、アカップ、 オ、カーインネスエッ)
for auld lang syne.
(フォー、オー、レーン、ザーイン)
(意訳)
忘れがたき古き友よ
思い出すことがなくとも
忘れがたき古き友よ
どれだけ時間が経とうとも
思い出すことがなくとも
忘れがたき古き友よ
どれだけ時間が経とうとも
遠き昔のために 友人よ
遠き昔のために
友情の杯(さかずき)を酌み交わそう
遠き昔のために
遠き昔のために
友情の杯(さかずき)を酌み交わそう
遠き昔のために
acquaintance 知り合い、知己。
lang【形容詞】(方言形) =long 長い。
syne【副詞】(方言形) =since 昔に、のちに。
tak【動詞】(方言形) =take ~を取る。
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