ただいろんな情報をよく読むとそれはアフリカのオオコウモリ科の食用コウモリのことのようでもあるし、厚労省も日本のコウモリについては何の注意も発していない。
つまり、普通の生活の範囲内では日本のコウモリに心配はなく、これらのニュースによっていたずらに恐怖感が広がったり、駆除すべきだというようなヒステリーが高まらないことを願っている。
事実、ホームセンターの一等地に「コウモリ忌避剤」が山のように盛り上げられていたのは、商売人の勘というか読みなのだろうが、少し嫌な感じがする。
というように、陰ながら日本コウモリを応援する身としては何かしなければならないと考え、『まっちゃまち(松屋町)』の人形店を巡って「コウモリの可愛い人形はありませんか?」と尋ね歩いたが、どこでも「物好きな爺さんやな」という顔をされたうえで「残念ながらありません」とあしらわれた。(スリラー的なものはあるにはあった。)
日本人はいつの間に西洋人になったのか。そうか、明治維新で魂はすでに脱亜入欧してたのだった。
で、そんなことは諦めていた後日、スタジオ・ジブリのキャラクターグッズの店「どんぐり共和国」という店の前を通ったので尋ねてみたら、「指人形で良かったら」と写真のものを探し出してくれた。
ただ、若い女性店員が「コウモリをお求めになる方はほんとうに珍しい」と笑いながら渡してくれたのは微妙だった。
エボラ出血熱よりもデング熱の方が現実の脅威は大きいようですから、蚊をいっぱい食べてくれるコウモリは大事にしましょう。
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