御嶽山の噴火で亡くなった方もいるようで悲しい。
若い頃、信州の山のレンチャンを思って、北アルプスの帰りにマイカーで御嶽山に向かったことを思い出した。
予備知識なく民宿に行ったのだが、そこは御師が経営する宿坊だったから、我がファミリー以外は祭壇に御参りをしていたので面食らった。
翌日はロープウェイ駅まで行ったのだが、どう考えてもそこは信仰のお山であって、アルピニストがザックを背負って登る山には思えなかった。山岳修行のお山に見えた。
なので、登山を止めて山麓を散策しただけで帰ってきた。
それでも、カッコーが鳴き、高山植物が風になびく気持ちの好い想い出をもらって帰った。
「3千メートル級を何座登頂」という記録にはならなかったがそれでよかったと思っている。
アルピニストが登ってはいけないお山があると、私は思っている・・というか、そういう気になれない山が現にある。
そのような信仰のお山が昨日噴火したので、素直な感情として「お山が怒った!」と感じた次第。
気象庁の課長は「予知は難しかった。」とテレビで言っていた。
南九州の火山地帯近くの川内原発で九電等は「噴火は確実に予知できる。」と語っていた。
テレビを見ながら心は重い。
SNS時代と言おうか、臨場感一杯の動画や写真がネット上にあふれている。
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