蓋を開けてみると、できないはずのお祖母ちゃんの手が無意識のうちに動いてあっという間に依頼が叶ってジャンジャン!
同じことを外泊許可の義母にぶつけてみたところ、「わからへん」「忘れた」と言いながら手のほうが勝手に動いてこちらも同様にジャンジャンとなったものだから、我が家でも大びっくり。
あやとりは勝手にできる |
こういうことには最初から不戦敗になる不器用な私は、ただただ感動するだけ。
で、書架の丸谷才一氏著「綾とりで天の川」という本を取り出してみたところ「『あやとり入門』といふ文庫本を大事にしてゐる。」と書き出してあったので、すぐに書店に問い合わせても「ホンヤネット」で探しても注文不可であったのだが、恐るべし!アマゾンに中古本149円があった。国内の普通の本屋さんごめんなさい。
昭和56年初版のその本の1頁目には「今では、リハビリテーションにも使われるようになりました。」とあるから、私の認識が30数年時代遅れであっただけのこと。
これからの「こおつと大学」の有力な教科がひとつ増えたことになる。
なお、あやとりは、それぞれ別々の起源を持つあやとりがほんとうに世界中にあるらしい。
私には、その理由と民族による差異というか特徴の方にも興味が湧いて来た。
左の写真はその本の中の「とんぼ」。
解説を見ながら妻もすぐに作ったが、ほんとうによくできている。
写真をみて韓国のポジャギを思い出しました。確かアンデスにもあやとりのようなのがあったようです。しんこ団子もあやとりも棚田も効率から別のところにあるように思います。棚田では機械でなくて人手で植えておられました。なぜ機械で植えないの?とお聞きしたら機械だと根付かない苗もあるから一つ一つ植えると教えてくださいました。
返信削除!あやとりは元禄時代に大流行しています。中国、台湾、ヨーロッパ、ニュージーランド、エスキモー等のあやとりも手元の本に載っています。他国の例では起源的に宗教的、儀礼的内容を持つものがあったともあり、奥が深そうです。
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