2018年7月24日火曜日

エナガに学ぶ

 このテーマはだいぶ減ってきたが、22日付け『朝日俳壇』高山れおな選にこういうのが載っていた。
   しゃぼん玉ひらがなだけのしゃざいぶん(新居浜市)上田由岐子
 聞くのも嫌な虐待死が題材だった。

   近頃朝夕にエナガの大群がやってくる。
 ただ1秒たりとも静かにしておらず、電線や木の枝を飛び回り、体を動かしている。
 体長14㎝、体重5.5g~9.5g、キクイタダキに次いで日本で2番目に小さい鳥である。
 この鳥の巣を実際には見たことはないが、本によると、巣にいる雛に、つがい(親)以外の鳥もエサを与え、子育てに参加することがあるという。

   弱い小さな鳥だから、忙しなく集団で行動し、子育ても集団で大切にするようだ。
 正確には「することもある」らしく、エナガの社会が高度福祉国家であるわけではないらしいが、それにしても本能レベルであったとしても種の保存のために凄いことをしている。

 スィースィースィースィーとけっこうウルサイが、可愛い小鳥である。
 以前に書いたが、シャワーで水撒きをしていると水浴のように飛び込んでくるときがある。

 名前の由来は、神社等の手水場の柄の長い杓子で、体の割に尾が長いから柄長という。

   もぎたてる熱きトマトの旨さ哉

3 件のコメント:

  1.  一面的に捉えてはいけないが、この句には自制というモノを忘れた「ヒト」のみの退化を
    告発しているように思います。
     熱きトマト、イイですね!私なら赤き、としてしまうと思いますが。

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  2.  「熱き」にしたかったのです。午前中ではダメです。気温が30何度でもトマトはひんやりしています。午後の2時以降だとトマトが丸々「熱い」のです。この「熱いトマト」が言葉に言い表せないのです。

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  3.  ひげ親父さん、谷三の居酒屋で冷えたトマトを旨いとみんなで唸ったことを思い出しますが、今日、妻が姉の自家製の中玉トマトをもらって帰ってきて「せっかくやから冷やさずに食べよ」と言って二人で温かいまま丸かぶりをしました。う~ん、真夏のトマトは熱いのに限る!!です。

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