2018年1月22日月曜日

お笑い召さるな

   ピンクの模造紙で裃(かみしも)を作った。
 全くの見よう見まねで形を決めた。
 要所要所は二重にするなどして強度を高めた。
 4着作ったのだが、結構苦労した。
 と思うと保育士さんや小児科の看護師さんらのこれらの技量には頭が下がる。

 これは豆撒きの準備である。
 友人のお寺の手伝いではあるが、よい意味で遊びでもある。
 真面目に思い切り遊ぶのも良いと思っている。

 ゲーム機とテーマパークとスポーツクラブでしか遊べない現代っ子は可哀相だと思うが、その子たちから見ると、手作りの節分行事を嬉々として準備している年寄りは可哀相に見えるだろうか。

子ども用に撒く豆袋
   軽薄な時代の風潮に抗って伝統行事を再興しようという壮大な?実験だが、少子化のためにお寺周辺でも子どもの声がしない。
 それで見事にスベるなら思いっきりスベッてみよう。
 それにしても、この紙の裃、節分前に百均に置いたらけっこう売れませんかねえ。

 老人ホームの100歳の先輩の口癖は「ここはよろしおますわ」「幼稚園みたいですわ」である。
 私も低学年の工作を楽しみながら先輩に続こうと思う。

  ダンドリはせっかちがいいと工作す寒波になれば指が動かぬ  

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