2026年4月26日日曜日

征平さん がんばれ

    妻がラジコで聴いていたラジオを何げなく背中で聴いていたところ、アナウンサーが「武器輸出全面解禁の閣議決定」を熱っぽく批判していたのでオオオッと少し驚いた。
 言っていることがおかしいので驚いたのではなく、あまりにまともな感想を忖度などなしに語っていたので驚いた。

 フリーアナウンサー桑原征平氏のABCラジオ『粋(すい)も甘いも』の中の、「まったく個人の感想です」というコーナーだったが、征平氏は父親の応召とヒトが変わって帰って来てからの戦争トラウマを赤裸々に語ってくれた。それは肩書の立派なコメンテーターや有識者のその種のご教授ではなく、ほんとうにリスナーの心を揺さぶるものだった。

 現代人が先の戦争を学ぶということでは、高市早苗氏が1995年3月16日 衆議院外務委員会で発言した「少なくとも私自身は、当事者とは言えない世代ですから、反省なんかしておりませんし、反省を求められるいわれもないと思っております」が有名であるが、それが如何に勉強不足で傲慢な態度であったかということも対比的に浮かび上がった。

 重複するが、征平氏の父君は優しい人であったが、戦場から帰って来てからは全く人が変わった暴力的な男であった。
 母君と征平氏ら子どもたちは限界ギリギリの家庭生活を送ってきた。
 そこで征平氏は、先の戦争では310万人以上が亡くなった。家族でいえば1000万人以上が夫や父を亡くした。さらにその外に、数えきれない戦争トラウマでヒトが変わった人とその家族が生まれた。戦争というものはそういうものなんや。だから戦争だけは絶対したらアカンし、そこへ向けての「集団的自衛権」とか「先制攻撃能力」などもアカン。そして武器輸出も・・
 大相撲でもサッカーの試合でも、外国との関係で君が代が流れたりすると感動して涙が出たりするが、それと自衛官が自民党大会で歌うのとはちょっと違うと思う。・・と征平氏。
 ・・・私が文をまとめたので感動が消えているので、どうか、スマホにラジコかなんかを入れて、貴方が直接聴いてほしい。
 ABC 4月22日(水)『桑原征平の粋も甘いも』の昼の00時33分あたりから聴いてみてほしい。
 そして、この種のことで桑原征平に変な圧力がかからないよう応援してほしい。

2 件のコメント:

  1. 関西ラジオ界で活躍するフリーアナウンサーの桑原征平さん。父は中国戦線に従軍した元兵士でした。征平さんにとって厳しく、時に暴力的だった父。そんな父の「従軍日記」が見つかり、かつて番組内で朗読しました。戦地での父の体験を通して、征平さんがリスナーに伝えたかったこととは。
    ※この番組は2021年12月22日収録分の再配信です。

    返信削除
  2. アナログ爺ぃですので ぽっどキャストの音源送信できませんが インタ-ネットで聴いてください 「桑原征平 父親を変えた戦争」 33分間です 孤高岳人

    返信削除