2025年11月13日木曜日

維新の怖い体質

    日本維新の会の藤田文武共同代表が、自身の公設秘書が代表を務める会社に、印刷デザインなど約2100万円発注し、このうち約1965万円が政党交付金などの公金のため、「身内への税金還流ではないか」としんぶん赤旗日曜版がスクープしたことについて、藤田共同代表が記者会見を行ったことを116日付YAHOOニュースが報じたが・・

そこには・・「これに関し藤田共同代表は4日の定例会見で、弁護士に確認したら法的にはどこから切り取っても適正とする一方、誤解を招くという指摘や批判は真摯に受け止め今後は発注しないとしたが、この記者会見での態度があまりにもふてぶてしく、多くの国民の反感を買ってしまった」(テレビ局情報番組スタッフ)とあった。
そして、会見での藤田共同代表は、「それは自由じゃないですか?」「何がおかしいんですか?」「それはあなたの感想であって、一般的な商習慣というのを全く知らないだけだと思います」とイラだちを隠しきれない様子だったとし・・
さらに、記者会見をニュースとして扱った報道番組について、「昨夜のいくつかのテレビ局の編集は偏向報道そのもの。悪意か無知かわかりませんが、一般的な商慣習も基礎知識も無視した恣意的な内容。一次情報としての記者会見動画と見比べてもらえる時代。編集のおかしさがわかると思います」と、自身のXに会見動画へのリンク貼り付け苦言を呈したとし・・
「この行為にも《自分たちに不都合な報道を「偏向」と断ずることが維新の怖さ》《問題ないなら発注し続ければいい》などの声が上がりましたね。『しんぶん赤旗』記者の名刺をネット上に晒し“削除はしない”と表明するなど、藤田さんの強気な姿勢は、個人だけでなく維新の会全体のイメージを低下させてしまっている印象です」(同前)とあった。

 こういうように、特定のメディア(赤旗)には「取材に応じない」と言ったり、会見の場で記者を罵倒したりするのは、昔大阪市長時代の橋下徹氏が行っていた一手段で、該当の記者以外の記者やメディアをも委縮させる非常に権力的な態度である。
 遂には自民と組んだ維新の、こういう権力的非民主主義的態度は軽視し見逃してはならないだろう。

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