この時代に悪い意味で特筆しておいてよい事柄だった。
兵庫の知事選で知事を批判する議員に対して、「首謀者は〇〇だ」とネット上で犬笛を吹くと、狂信的な人間が家まで押しかけて嫌がらせ、否脅迫までを行い、電話やメールで同様のことを繰り返した。その結果議員は自殺した。
岸和田の維新から出た市長を批判した元議員は私の後輩でフェイスブック友だちだったが、「元議員の住所を教えろ」という趣旨のメッセージが私のところまできた。
ネットを土俵にしている右翼のことをネトウヨというらしいが、こういう風に攻撃相手の住所等をネット上にさらすのを「犬笛を吹く」という。
先日、維新の共同代表藤田氏が公設第一秘書の企業に公金約2千万円を支出していて、公設秘書はその会社から報酬を受け取っていたことをしんぶん赤旗がスクープしたが、藤田氏は言論で答えるのでなく赤旗の新聞記者の名刺をネット上にさらした。
これが犬笛でないとどうして言えようか。
嫌な流行語?だが、軽視できない現代語であることは間違いない。

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