いろんな話題に花が咲いたが、一番盛り上がったのは私が提起した「ゴミの戸別収集の実現」だった。
私は、理想論でいえば現状のゴミステーション方式は悪くないが、街全体が高齢化していっている現実では、ゴミステーションの数が限られており、つまりは遠くまで出しに行かなければならない人もいて、高齢でかつ足の悪い人、急峻な階段を通らなければならない人など、住民の努力の限界を超えているのではないかと提起した。
全員近くが、現実に自分が困っている実情、困っておられる方の実情に問題意識を持っておられた。
主催者側の方々も、これほど話が盛り上がるとは予想外だったのではなかったか。
その外の話題では、わが町を地図で見るとH駅が中心になるが、我々の区域は町の端っこで、二つ隣の自治体のT駅やT駅周辺の商業施設などが生活圏になっているので、「町の中心H駅」というなんとない「常識」みたいな町の都市計画とのズレもいろいろと具体的な要求として出されながら話になった。
で結局、まだまだ語り合いたいという顔、顔、顔を残して散会になったのだが、主催者側に、懇談会の企画段階で住民要求のマグマを過小評価というか、読み間違っていたのではないだろうかと思われた。時間が足りない。
ただ感想としては大いに値打ちのある懇談会だった。
たしかに、世の中ともすれば閉塞感に覆われている感じもするが、「答と出口は現場にある」と再確認した次第。
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