2023年2月8日水曜日

ふきたんぽぽ

   書店に牧野富太郎の伝記のような本が何冊か横積みにされていたので「もしや」と思って帰ってから調べてみたら、次の朝ドラの主人公が牧野富太郎だった。やっぱり。

 本は買わずに帰ったが、牧野富太郎の朝ドラなら興味はある。

 さて、NHK日曜朝の俳句か短歌に「フキタンポポ」いうのが出てきたが、私は初耳だった。

 写真のとおりの花を幾度も見ているから私は妻に「ツワブキのことだろう」と答えたのだが、調べてみるとツワブキはキク科ツワブキ属、フキタンポポはキク科フキタンポポ属で別のものらしい。
 そしてフキタンポポの命名者は牧野富太郎とあった。

 だからこの写真からして、本日のこの記事のタイトルは「ツワブキのタンポポ」ぐらいが正しいが、写真のとおり「きっとこれがフキタンポポだ」と間違っても仕方がないと同情してもらえないか。
 フキタンポポは冬にはフクジュソウのように葉がないまま花を咲かせるらしいから、園芸店でそんな花を見たこともあるような気がする。

 もちろん、フキタンポポはタンポポみたいな綿毛になるから牧野富太郎もそう名付けてのだろうが、ちょっとツワブキには失礼だったのではあるまいか。

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