近頃はコロナも熱中症も怖いから外出は控え家の中で歳時記をパラパラ読んでいる。季語は印象としては『死語辞典』のような感じがする。私の歳でかろうじて知っているがもう世の中では骨董屋にもないようなものもゴロゴロしている。
「定斎売(じょうさいうり)」なんかは本で知っているだけで私も見たことがない。高度成長期に日本人は大きな忘れ物をしてきたが、このパンデミックは振り返ってみたときに同じように忘れ物の「大きな曲がり角」だったと呼ばれるに違いない。
「暑気払い」もコロナ下で御法度だろうから、気がつけば死語になりそうだ。
昼は炎暑が怖いから早朝に遠くない農村を軽く散歩している。蛙が鳴いている。鶏が鳴き始める。コウモリが帰るとツバメがやってくる。そこには未だ歳時記の世界がある。
24日の早朝、久しぶりにホトトギスの声を聴いた。特許許可局 特許許可局
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