2020年2月6日木曜日

マスクは再利用できる

 (1)奈良市では早々に新型コロナウイルス罹患者が奈良観光をしていたり運転手らが罹患したからしょうがないが、大阪市はそれほどでもないだろうと思っていた。
 そこで、大阪市内へ出たついでに片っ端からドラッグストアやホームセンターを覗いてみたが、やっぱり、マスクと除菌スプレー類の戸棚は空っぽだった。

 (2)かかりつけ医に行ったとき、診療開始前に奥で医師が看護師たちに指示している声が待合室まで聞こえてきた。
 曰く、いろんなルートを当たってもマスクが手に入らない。ついては使い捨てにせず、乾燥させたのち再利用して欲しい。
 新型コロナウイルスは12時間も持たないから、一晩乾燥させたら安全だという理屈らしい。私はその意見に基本的に納得する。

 (3)マスクは自分から他人への飛沫感染をセーブするが、外界のウイルス吸入をシャットアウトできないことは明瞭だ。
 こうなれば、何回も言うようだが、「マスク、手洗い」などという幼稚園のお勉強みたいなことを考えるよりも、外出を控えて美味しいものでも食べながら、ゆっくりして抵抗力を強めることだろう。
 政府も企業も「無理な出勤は絶対するな」と徹底することこそ一番の対策だと私は考える。しかしこの国ではそういう声は聞こえてこない。守銭奴か。

 (4)私は自分のであることの印をしたうえで、夜にマスクを屋外に干すことにした。ただし、花粉症までの期間である。

 (5)こんな肺炎やインフルエンザは昔からあったに違いない。もちろん、人間の行き来が今ほどではなかったにせよ、その原因を邪鬼の仕業と思い込み豆まきをした先人の気持ちも痛いように理解できる。
 はははは、新型肺炎は現代人が「あほらし」と言って豆まきをしなくなったせいではあるまいか。はははは。

0 件のコメント:

コメントを投稿