2019年5月28日火曜日

宗主国のプレジデント

 Wikipediaをコピペすると、傀儡政権(かいらいせいけん)とは、ある領域を統治する政権が、名目上には独立しているが、実態では事実上の支配者である外部の政権・国家によって管理・統制・指揮されている政権を指す。内政も外交も自己決定権が完全ではなく、支配者の利益のために支配者に操作・命令され統治される。傀儡国家(かいらいこっか)とも呼ばれる-とある。

 5月26日の大相撲中継を見ていて、しみじみと宗主国に従う属国の政権の卑屈さに情けなくなったがどうだろう。
 近隣諸国に対する尊大さは宗主国に対する劣等感の裏返しに過ぎないということも明々白々になった。

 素朴な感覚を言えば、具体的にはあとで述べるとおり、そういう自尊心にうるさいはずの右翼の皆さんが、安倍政権の横車に唯々諾々と従っているように感じるのも、結局は彼等の主張の薄っぺらさの表れではないだろうか。
 天皇でさえ貴賓席である国技館の升席の椅子とは何だ。
 貴賓席が嫌なら来るな!とどうして言わない。

 表彰式では土俵上にほゞ土足?で上がっていた。
 いや革靴の形をした上靴だった!というかもしれないが、それでいいのか。
 上履きにしても、土俵に対するリスペクトがあればもう少し違ったものになっていなかったか。
 もしあれを土俵にリスペクとした上履きだったというなら、その眼も心も相当に歪んでいよう。
 私は全くの白帯だが柔道着も持っているし道場に行ったこともある。若し道場にああいう土足(上履き?)で入ってきたら私なら叱りつけるが、大相撲関係者の根性のなさにはあきれ返る。

   退場の際トランプは一般市民と握手をしたとNHKは報じた。
 しかし、一般市民が握手できる??と思ったら・・・、
 案の定、一般市民なる人は櫻井よしこや金美鈴等安倍シンパの右翼の皆さんだった。
 シコミでも出来レースでもいいが、NHKは「日本会議の右翼の皆さんが喜んでトランプに握手を求めていた」と事実を正確に報道してもらいたい。

 日本会議と安倍内閣は、「押しつけ憲法」が屈辱的だから「自主憲法」に改定するといっていたのではないか。
 その口であの握手?? まあ、一言で言って「みっともない」。恥を知りなさい。
 私だって長い宮仕えで「偉いさん」の接待をしてきたこともある。ホストがゲストをもてなすのが悪いなどとは言わない。しかし、ものには限度というものがある。
 書いているうちにますます情けなくなるのでこれで終わる。

2 件のコメント:

  1.  砂かぶり席に自民党の平沢勝栄議員が座っているのは見ましたが朝の山が負けた後は見ていませんでしたが露骨ですな~。相撲協会の保守体質は前からですが安倍トモ連に買い占められ安倍・トランプの政治ショーに利用されただけでしょう、情けない。

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  2.  私はトランプがどんなスリッパで上がるのかと興味がありました。すると、土俵に上がる特注の階段がかけられ、おやおやおやとみていると、トランプも安倍晋三もどう見ても革靴に見える履物で土俵に上がりました。
     あれは上履きだったというなら言ってもいいですが、それは非常識人の言葉になるでしょう。
     日本人の常識からいうと、あれは上履きだと言ってはならない代物です。
     私が何でそんなことに不愉快になっているかというと、そういう非常識をメディアが一切取り上げないからです。

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