2019年5月19日日曜日

国会もすなる

   身内だけでウケた話で恐縮だが、先日、退職者会の年次総会を行なった。
 あんまりなれ合うと金銭がルーズになったりするからそこはそこそこきっちりした議案をつくり審議するのだが、とは言っても気心の知れた仲間の総会である。
 なので、ともすればマンネリズムに陥りやすい。それを防ぐ知恵はないか?

 と、そこで考えた。「国会もすなるパネルといふものをしてみむ」と。
 国会中継を見ていると、近頃は発言者(質問者)の横でパネルを掲げているのが多くなった。
 確かに、発言の主旨が解りやすい。そも、世の中はヴィジュアル化の時代である。よし、あれをしよう!
 手始めに、活動報告を補完する写真などのパネル?を10数枚製作した。

 本番では、発言者の発言内容に沿ってそのパネルを掲示した。
 結果として、もちろん報告を耳で聴きながら居眠りする人も全くなく。
 お褒めの言葉もいただいた。
 来年もするかどうかは総括しだいだが、きっとやることになることだろう。
 自業自得というべきか。言いだしっぺが荷を担がなければならないのが世の常である。

 さて、広く世間を見ると、八法亭みややっこコト飯田弁護士は憲法の講演を正真正銘の落語でされている。
 法大の上西教授は国会パブリックビューイングを街頭でされている。
 京大の高山教授は憲法集会でナウシカのコスチュームで改憲案を批判・解説された。
 メッセージの伝え方の、そういう工夫や挑戦、そして情熱こそが世の中を変えるのだ。
 先日からFBに、エプソンの高輝度レーザープロジェクターの広告がよく出てくる。「明るい会議室でも鮮やかに投映!」がキャッチコピーである。これならパワポで何かが出来そうだ。でも老老介護中のただの年金生活者には高そうだ。

7 件のコメント:

  1. Hiroko Kakiuchi 伝え方の工夫・・・
    色々な事に通じるね!

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  2. 松本 繁次郎 京都も考えなくては。

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  3. 田所恭介 これは面白い!私もなにか工夫し、社会変革の挑戦者であり続けたい。昨日、若い教師たちにミニ歴史講座(戦後史)を語った。子どもたちに社会発展の法則を語るより、具体的な民衆(庶民)の生きる姿を学びあうことが大切だなど偉そうなことを話してきた。

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  4. FBへのコメントを転載させていただきました。
    多くの「いいね!」もありがとうございます。

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  5.  単調になりがちな口頭報告を盛り上げていただき感謝します。参加者のやさしさも伝わってきて本当にいい総会でした。

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  6.  そお、みんないい人ばかりです。

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  7.  OさんもKさんも突然のお願いに四の五の言わず「よっしゃっ」と応えてくれました。感謝、感謝、嬉しいですね。Uさんも司会に頑張ってくれました。Kさんも会計をダンドリよくこなしてくれました。この姿勢がある限り退職者会の未来は明るい気がします。

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