2018年2月21日水曜日

連雀(れんじゃく)

   先週用事のついでに奈良公園に寄ると超望遠レンズを付けたカメラマンに出会った。
 私が「すぐ先でイカルが鳴いていますよ」というと、「向こうにレンジャクが出ました」と教えてくれた。
 鳥好き人間同士の会話だ。

 早速教えてもらったところに行くとヒレンジャクにキレンジャクが混じって樹上に留まっていた。
 しかし私はスマホしか持っていなかった。念の為撮ってはみたものの「ただの小鳥」にしか見えなかった。

   そこで20日午前中、望遠レンズを引っ提げてリベンジを試みた。
 9時過ぎから12時まで、レンジャクは2羽が木のてっぺんに一瞬現われただけだった。
 世の中という奴はこういうものだ。

 午後から好きな歴史講義を受講した。来ていた友人のFさんが「うちの公園の池にオシドリが来ているよ」と言った。こういうものなのだ。
 写真の出来栄えも「もひとつ」だ。

     気まぐれなレンジャク暇な人が待つ

4 件のコメント:

  1.  こんなことならカメラマンの方を撮ってきたらよかった。
     野球中継のときにたまに映る新聞社のカメラのような超望遠レンズの大型カメラである。
     カメラが嫌いな方でないのでついそれらも見てしまうのだが、セットで百万円はくだらないだろうと思えるカメラが少なくない。
     レンジャクよりも珍しいかも。
     

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  2. スマホでもこんな野鳥の写真が撮れるのですか。今まで長谷やんは素人離れした超望遠カメラで撮っているものと思っていました。

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  3.  以前カワセミに初めて出会って本格的に野鳥撮影を始めようと先輩に訊ねたところ、「望遠の泥沼にハマるよ」と忠告を受けたことがあります。
     万博公園にも高そうなカメラを持った中高年のグループがわんさか来てます。カメラ業界を支えているのでしょうね。

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  4.  スノウさん、スマホで撮ったものはパソコンで拡大してもこんなにはなりません。
     これは日ごろ使っていない500㎜の望遠レンズをわざわざ持ちだしたのです。古くて重い。それをたまたま三脚から外して手持ちで撮りました。(500㎜を手持ちで撮るのも少々無謀でした。)
     私は、懐も体力も弱って来て、機材のグレードアップは諦めています。なので日頃の野鳥は格段に軽い300㎜で撮っています。
     画質よりも野鳥との出会いに満足することにしています。

     ひげ親父さん、日常の撮影ならスマホで十分です。事実、カメラの需要は急降下しています。万博公園の中高年グループは日本のカメラ業界の最後の砦でしょう。

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