12日の朝はこの辺りでは珍しくサラサラの雪でうっすら雪化粧の朝だった。
縁戚のいる金沢ではマイカーが全く使用できない厳しい日が続いているということだが、それに比べて長閑な感想で申し訳ないが、美しい休日の朝で気分がよかった。
と、(この)老人ははしゃいでいるのだが、街には子どもたちのはしゃぐ声は聞こえない。いったいどうなっているんだ?
子どもたちの声の代わりに、綺麗な声が聞こえてきた。
世間では珍しくないが、私のフィールドでは珍しいホオジロだった。
ホオジロはスズメによく似た地味な姿かたちよりも、さえずりの時期の聞きなしで有名だ。
古くは「一筆啓上つかまつり候」で、その後は「源平ツツジ白ツツジ」、さらに最近は「札幌ラーメン味噌ラーメン」で、私も「札幌ラーメン味噌ラーメン」と聞きなしている。
今回はそれほど高らかなさえずりではなかったが、地鳴きの範疇に入るのだろうが、一般にいう地鳴き以上に複雑で美しかった。
頬白が春待つ声や雪の原 (季語が無茶苦茶ですか?)
0 件のコメント:
コメントを投稿