2014年1月19日日曜日

嬉し悲しい花喰い鳥


ヒヨドリは大食漢で次々に蝋梅の花を食いちぎる

  ササン朝ペルシャに起源があるらしい吉祥文様・花喰い鳥。
 正倉院御物にいくつもあり、私の好きなデザインの一つである。
 だから、花喰い鳥のピンバッチを帽子に着けている。
 
 冬という季節は、一見したところ生命感が乏しく陰鬱に見えるが、野鳥観察にとっては樹の葉が落ちていたりして好ましい季節だし、庭を訪れてくれる鳥の種類もけっこう豊富である。
 日頃はあまり好きになれないヒヨドリも、水飲みにやって来た時は可愛いものである。
 それで、窓の内側から写真を撮ったのだが、食前酒のように喉を潤せたヒヨドリは、次はメーンディッシュとあいなった。
こうしていると可愛いのだが
  それが、この季節に貴重な蝋梅の花なのだから、その吉祥文様に通じる立居振舞いを喜ぶべきか、・・・なけなしの蝋梅の花の減るのを惜しむべきか・・・・・。
 そこは大人の対応で食べるに任せた。が、
 ならば花喰い鳥よ、吉祥文様に恥じない好い年をこの国にくわえてきてもらいたい。
 君の友人であろうヤンバルクイナ君のためにも。
 
漆背金銀平脱八角鏡にも花喰い鳥が

4 件のコメント:

  1.  ヤンバルクイナから喜びの報告がありましたね。花喰い鳥さんありがとう。

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  2. 深夜に結果が出ると報道されていたのに、投票締め切りの20時過ぎに「当選確実」の報。一人、拍手しました!!
    でも、21時現在「読売新聞のブログは無視しています!」右翼の社主に気兼ねしているのでしょう。

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  3.  南相馬市でも。よかった。
     
     読売新聞は読んでないので論評は避けますが、読売テレビの報道姿勢は本当に権力べったり、維新べったりですね。

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  4.  今朝の赤旗一面に群馬県安中市の「ろうばいの郷」の美しい写真が載っていた。
     私の写真とはスケールが三桁も四桁も違う驚きだ。
     町おこしのこの実行委員会の中心メンバーは古い知人だ。
     

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