2013年11月4日月曜日

大阪府の蝶に推薦する

  大阪府の木はイチョウ、花はサクラソウとウメ、鳥はモズだが蝶は定めていないようだ。それなら、このツマグロヒョウモンを大阪府の蝶に推薦したい。
 理由は、写真のとおり、そして名前の褄黒豹紋蝶のとおり、その衣装の豹柄は大阪の〇〇ちゃんにぴったり・・との連想からである。

藤袴にやって来た褄黒豹紋の雌
  実母の老朗介護をしていたころ、外界の四季の移ろいを感じてもらおうと、度々野鳥の写真などを持参したが、そんな折、「鳥は嫌いや。雄の方が綺麗で雌がパッとせんのが気にいらん」と言ったことがあって大笑いをした。
 「人間は女の方が格段に綺麗やからええやんか」と答えたが、自然界では鳥も虫も圧倒的に雄の方が綺麗である。(両方地味な者も居るには居るが。)

 そこで、多くの蝶や鳥の世界では何故雄のほうが派手なのかという疑問については、「雄と雌、どうしてこんなに違いがあるのかを考え始めたら解らないことばかりです」と、ダーウィン以降の豊富な学説を披露しながら、奥本大三郎・長谷川眞理子著「男と女・・二つの性がある理由」にはある。いろんな説や反論があって面白い。一番面白いことは、「虫や鳥の雄は何故雌よりも美しいか」ということを疑問に思って研究した人がほとんどいないということで・・・そういう疑問を解きたいと思う私は超少数派なんだと解ったことである。

  ところが、ところが・・このツマグロヒョウモンだけは雌の方が断然派手で綺麗で、本には「毒をもつカバマダラに擬態した」と書かれているが、生息地にズレがあったり、雄がそのまま地味だったりで、ほんまかいな・・と思っている。
 結局、何故ツマグロヒョウモンだけ雌が派手なのかはさらにさらに解っていない。
 微生物の寄生など何らかの理由で雄が極端に減ってしまったときに雌が必死になって「変身」したのだろうか。(という考えもダーウィン時代の相当時代遅れの学説の裏返しのようだが)
 ともあれ、数ある蝶の中で「うちらは女の方が派手なのよ」と豹柄を見せびらかせている超個性派のこの蝶ほど「大阪府の蝶」に相応しいものはないと私は信じている。

 なお、このように昆虫の世界などを覗いてみると解らないことだらけである。
 科学は自然界の全てを解き明かしたというような態度で原発を信じる気がしれない。

2 件のコメント:

  1.  掲載した写真を選択したとおり、私は豹柄否定派ではありません。しかし、派手目なものは着こなしが難しく、ともすれば下品になります。だからと言って他人の目を恐れて無難に無難に選択するのは面白くないでしょう。頑張れ豹柄派!

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  2.  三球・照代ではないけれど、何故圧倒的な鳥や虫では同じ種と思えないほど雄が派手なのか、そんな中でこのツマグロヒョウモンだけはどうして雌が派手なのか、考えると眠れないのはおかしいでしょうか。
     何回も書いたことだが私の愛読書は「虫捕る子だけが生き残る」、この題名、いいんじゃないでしょうか。

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