1 千鳥足の雄? |
写真2はフェンスの向こうで・・・、その様子から推測すると雌。
この場所は、以前にブログで書いたが、病院建設計画が頓挫した結果、たまにショッピングモールの臨時駐車場になるだけの場所。
だから、四駆やバイクが走り回る木津川の河原よりもスイートホームにはよっぽど安全だと千鳥は考えたようだ。
2 雌? |
それにしては、人が歩くたびに・・、自転車が通るたびに・・千鳥は飛び上がるのだが、またほどなく道に戻ってくる。こんなことは初めてだ。おかしい。
これはもしかしたら・・・と、じっくり観察すると、写真3のとおり溝の中にやはり雛がうずくまっていた。
その後、写真4のとおり、這い上がってきた雛を抱きしめたが、親の心子知らずで雛はまた溝の方に行ってしまった。
3 雛 |
だから、この雛が無事育つかどうかは判らない。
我が家にまで届いてくる、チッチッチッチと飛びながらの千鳥の声が近々大合唱になったら喜んであげることにしよう。
4 雛を守る雄?(足下に雛) |
淡海(あふみ)の海(うみ) 夕波千鳥 汝(な)が鳴けば 情(こころ)もしのに 古(いにしへ)思ほゆ
人麻呂(万葉集)は、千鳥の声を懐旧の念に駆られ悲しく聞いたようだ。そう、ここは平城京から遠くない。平城京の1級河川?佐保川の千鳥が大極殿の上空を鳴きながら飛んでいるシーンが眼に浮かぶ。
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