2018年5月29日火曜日

ジューンベリー

ジューンベリー
   日曜日に孫の夏ちゃんがやって来て「桑の実を摘みに行こう」と祖父ちゃんを誘ってきた。
 先日の桑の実摘みがよほど気に入ったようだ。
 そして出かけた桑の実摘みの後、わが庭のワイルドストロベリー摘みもした。
 ワイルドストロベリーは色は赤いが桑の実と非常によく似ている。
 そして帰りしなに「もっと実のなる木を植えて」と注文を付けて帰っていった。

 と言われても・・・私は小さい頃縁日の寅さんばりの香具師の口上を聴くのが好きだった。
 その中で今でも覚えているものの一つに「庭に実の成る木を植えるのは大凶」というのがあった。
 馬鹿々々しいと思いながらもフッとそんな記憶がよみがえることがある。

 さてわが菜園歴をたどってみると、イチジクは余りに成長が良く大きくなり過ぎたので何年かで驚いて伐採した。
 ビックリグミは何年かで枯れさせてしまった。
 ブルーベリーも成長が良く横に広がり過ぎたので伐採した。
 ナツハゼはあまり大きくはならなかったが徐々に元気をなくして伐採した。
 そんなことで現在残っている実の成る木(草)というと、柿、キンカン、ワイルドストロベリー、そして夏ちゃん的には果物に分類される花柚子といったところだ。

 そこで夏ちゃんの要請に応えるべく植木屋を覗きに行った。
 で見つけたのがジューンベリー。成長しても2mにもいかないという種類らしいのが気に入った。
 「6月の木苺」う~ん素晴らしい。
 これで毎年「ジューンベリーを摘みにおいで」と孫を誘う口実ができた。

 〔おまけ〕 本来は雑草という草も雑木という木もないのだが、関心の外のものはそういう風に呼ばれてしまう。
 そんないつも見なれていた雑木林の一角が一瞬にして白く輝いた日があった。
 えっ! ヤマボウシだったのか。・・・そんなものである。

   神さびた姿をぬっと山法師

1 件のコメント:

  1.  ワイルドストロベリー、早い話が野イチゴです。小さな実です。

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