2018年5月4日金曜日

アルコール依存症

 芸能ニュースは全く得意でないから勘違いがあるかもしれないが、私はTOKIOの山口君はアルコール依存症というれっきとした病気のように思うのに、その種の指摘が少ないのではないだろうか。

   私は現職中の一時期庶務的なポジションにいて、広い意味での部下のそれに対処したことがある。

 ひとことで言って、この病気はちょっとやそっとの説諭では克服できない。つまり自分では治せない。だから依存症という病名が付いている。
 上司と同僚が一丸となって、医師に連れて行って医師に治療してもらう必要がある。
 そういう私の感覚から言えば、この件ではジャニーズ事務所の対応に決定的な責任があるように思う。

 私自身嫌いな方ではなかったから、専門病院について行って医師の診断に同席させてもらったときの「あんた、もうすぐ死ぬよ、死にたいか」という話から始まった診断と治療は衝撃的だった。
 そういう難しい病気なんだと私自身が目を覚まされた。

 過労死の家族の方には厳しすぎる風刺漫画だが、息子?を過労死・過労自殺で亡くして悲しみに暮れる遺族が神に向かって「どうしてこんな悲しみに遭わなければならないのですか。私が何をしたというのですか」と言うのに対して神は、「何もしなかったからだよ」というのがある。
 アルコール依存症もよく似ていて、周囲、特に上司や家族が半ば強制的に治療を受けさせなければどうにもならないように思う。

 なので、私がおかしくなったときにはどうか強制的に連れて行ってください。

   飛び石で憲法守れの五月空

2 件のコメント:

  1.  テレビCMの大スポンサーの一角はビール等の酒造業だ。アルコール依存症の指摘の弱いのは「忖度」かも。
     実は「普通の報道」に見えて大きな力で歪んだ報道に私たちは包まれている。そのことに気が付かないよう国民は酔わされている。

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  2.  先のコメント、自分でいうのもなんだが結構的を射ていないか。大概のことは知っているつもりで生きていても、実は多くの偏光レンズを掛けさせらていないか。
     アメリカでは酒のCMは禁止されていると聞いた。韓国ではパチンコが全面禁止されている。この国は先進国にあるまじきモラル後進国ではないだろうか。

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