予報円バカでかく目がまわってる (川柳もどき)
巨大な予報円ということは、早い話が「予報できない」ということだ。
そんな情報にめまいを覚えているが、台風にもある目も回っているので行き先が定まらないのだろう。
さて、たまには北へ、大陸へ突き抜ける台風もあるが、圧倒的な台風は日本列島周辺でジェット気流に乗ってこの島を東北へ縦断する。
それゆえ先人は恐れもしたが、野分(のわき)などと言って情趣さえ感じていたようだ。
私の感心するのは、稲穂の揺れるさまを「風のあしあと」と詠んだその感性だ。
台風には雷も付いてきたりするが、それは恐怖・不安の対象であるとともに、豊作をもたらす吉祥とも考えられ、様々な紋様にも肯定的に取り入れられてきた。
大難小難、大難小難、今宵この盃で台風を飲み干してやろうかと思っている。
何十年も前、山登りに(ハイキングに毛の生えたもの)コッテいた頃NHKの気象情報で天気図を書いていました。それなりに天気図から判断して予報を考えていました。勿論気象衛星もスーパーコンピュータもない時代で米軍のB29爆撃機が台風の目に突入して観測したり鳥島や富士山山頂の気象観測で情報を得ていた時代です。それから思うと今の予報は正確になっていますが与えらる情報が表面的で大袈裟な表現で避難誘導ばかりでちょっと違和感を感じています。
返信削除なるほど!! データをもっと詳しく教えてほしい気もしますね。
返信削除今回の台風の場合も、世界の権威ある機関が別々の三つの進路予想を出しているのを知って少し驚きました。
そういえば、スノウさんのように知識はありませんが、ラジオが各地(測候所?)の風向きや風力を淡々と報じていたのが何か懐かしい気がします。
また、赤旗が一般新聞が載せていない高層天気図を載せているのが登山家から好評だったということもありましたね。
コメントありがとうございました。