2024年8月18日日曜日

原爆裁判

   「原爆裁判」を読み終えた。
 朝ドラを見ていても思うのだが、戦後という時期を安倍信奉者などは「脱却」などと言って毛嫌いするが、別の面から見ると「日本の青春」と言えるような気がする。

 現代社会でも問答無用で青年を戦場に送っている国、女は無能力者だと家に閉じ込めている国があるが、昭和前期のわが国は全くそのとおりの国だった。

 それを、昭和後期の「青年」は気概を持って試行錯誤しながら再建していったのだ。
 そんな一場面が「原爆裁判」ではなかったか。

 とりあえず、参考資料として書架に加えられてよい本だと思う。

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