目的というほどのこともないが、季節の変化を探して歩いている・・というほど美しく上手い話は少なく、反対につまらぬ人間観察の散歩であったりする。
例えば、散歩どおしの場合、普通に挨拶や最低限会釈をするが、中には難しい顔をしたまま通り過ぎる人がいる。男女は問わない。
「再就職先でも歓迎されてこなかっただろうなあ」などと想像しながら行き過ぎる。
そんなことで怒ったりしないが、そういう人の方が「近頃の若いものは」などと言っているのではないかしらん。
マスクをしている、あるいは手に持っている人もいる。
早朝の散歩道、前後10mに他人はいない。
どう考えても熟慮の上でそうしているとは思われず、同調圧力を忖度したとしか想像できない。
「ホンキでリスクを避けるなら医療用のマスクにしなさい」と心の中で呼びかける。
他人がマスクをしていようがどうでもよいことだが、「世間の目」つまるところ「長いもの」に唯々諾々と従う人の少なくないことに背筋が冷たくなる。
そんな中、全くの希少種だが、虫捕り網をもった孫と歩いている爺さんがいた。善き哉、善き哉。
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