午前中は介護施設家族会の年次総会を行い、夜は役員と施設スタッフ幹部との懇親会を行った。
懇親会では自己紹介的に順番に語ったのだが、そのどれもが形ばかりの自己紹介ではなく、決してそういう話を求めたわけではなかったが、非常に赤裸々な介護の体験談であった。
共通して、家族介護で頑張り通してきたのだが、いろんな条件が重なって家族崩壊寸前まで行っていたということで、入所が叶い「生き返った」というような話が生々しく語られた。
その具体例をここに記載すれば大いに参考になる方もおられるだろうが、少し胸が詰まって書くことができない。
無責任に「親を見捨てた」人など誰もいない。
しかし今も、厳しい企業社会の中で「自己責任論」の同調圧力の中で、泥沼のような自己犠牲で悩んでおられる方も多いことだろう。
どうしたら、そういう方々に体験者の話を伝えることができるだろうか。
政府・自公維は、衆院厚労委で「森友隠し」のために介護保険法改正案を100%審議抜きで、抜き打ち強行採決した。
自公維には地獄の釜を覗いて来た介護者の気持ちが全く分かっていない。
「介護うつや介護自殺者の気持ちがよく判る」というのが経験者の実感である。
介護保険法改正案は6年に1度の大改正、否大改悪だ。
それは日を改めて書きたい。
決めたのは誰なのですか春は青
義父の退院後の対応についてどうすべきか、いま真剣に考えています。ブログの次号に期待します。
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