2015年8月31日月曜日

雨傘無用

8.30国会前
  歴史というものは淡々と流れているようにも見えるが、振り返ってみると「ああ、あの時!」という瞬間があるもので、それが一昨日昨日だったと私は思う。だから、その舞台を共有できたことは幸せこの上ない。
 大阪の地下鉄扇町駅はホームに人があふれていて「これは違うぞ」と会場に向かう前から感じさせた。(JR天満駅は何倍も凄かったらしい)
 開会40分前には小雨が降っていて昨日のブログの『兵戈無用』のミニプラカードを傘に付けて会場に入ったが、開会の頃には幸い雨が上がり『雨傘無用』で個人的には嬉しいような悲しいような・・・・。
 なので、幟や服やいろんなところに付けてもらった。
 集会では政党代表以外にも多くの若者のスピーチが続いた。
 さらに、創価学会のグループの代表の挨拶は文字どおり感動的だった。
 さらに、パレードではミニトラメガを持って行ったのでコールにも積極的に参加できて自己満足・・・。
 主催者発表は25,000人らしいがパレード出発時点でも人が増えていたし、はぐれた仲間が「お疲れ会」に合流できた時には1時間以上経っていた。
 「次は何日や?」と言い合いながら「お疲れ会」を散会した。

  追記1 「兵戈無用(ひょうがむよう)は解説もいるぞ」と指摘をいただいた。・・ので、「戈」は「ほこ」ですと言うと納得いただいた。

 追記2 パレードやコールについていろいろ気がついたことがあったが「新しい酒は新しい革袋」と自分に言い聞かせて我慢した。そう思うと、兵站を「ひょうたん」とたどたどしくコールする娘らの必死さも微笑ましかった。

 追記3 余談ながら昨日は朝から少々腹痛で弱っていた。ところで私は集会参加の経験回数だけなら玄人と言ってよいだろう。だから、扇町ではなく途中乗換駅である日本橋でトイレを済ましておいた。案の定、扇町のトイレは『素人さん達』の長い行列であった。教訓、大集会のときには少し前の駅等でトイレを済ませておこう。あはははは。これってけっこう大切な知恵だと思いますよ。

 追記4 スピーチの中では笑福亭竹林さん、さすが落語家という楽しいお喋り。反維新の場でも奮闘ぶりは有名。繁昌亭等では応援したい。

 追記5 僧服の参加者も少なからず目についた。「僧服のお坊さんも『兵戈無用』のゼッケンを着けていたよ」と教えてくれた人あり。

 追記6 今日(31日)の新聞で初めて知ったのだが、僧侶でシンガーソングライターの鈴木君代さんが『兵戈無用』という歌を作詞作曲して歌っておられた。

兵戈無用のミニプラカード
どれのことか判ります?
8.30大阪扇町公園









7 件のコメント:

  1.  長谷やん、昨日はお疲れ様でした。午後から雨模様で出足を心配していましたが、25000人の参加はさすが大阪ですね。
     国会前の参加者が主催者発表で12万人、警察発表で3万人という新聞報道。大群衆で埋め尽くされた国会前の光景をみれば、どちらが事実か自明であるのに、この写真を掲載した新聞社が、自らの報道を貶めることになっても、誤った警察発表も記事にするこの国のメディアの不思議さ。
     ともあれ今朝の朝刊では、私の把握した限りでは、黙殺したと思われる読売紙を除き、総じて大きな扱いで昨日の反対行動を報じていたようです。
     これで最大の山場を成功させ、廃案に向けての足場は築けたのではないでしょうか。
     まだ息の抜けない局面が続きますが、体力が続く限り頑張りたいと思っています。

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  2.  和道おっさん、コメントありがとうございます。
     非常に身近なところでも新しい顔ぶれが増えています。ただその一方で‟来ていていいはず”の人が連絡もなく不参加で、誘い合う必要を感じています。

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  3.  長谷やん昨日は大変ご苦労様でした。当方の地方新聞も1面トップで「安保法案NO国会前12万人」の見出しで大々的に報道されました。社会面でもほとんど2面ぶち抜きで全国の集会の模様が報道されていました。勿論扇町公園の25000人集会も、創価学会の有志の反対演説も記事になっていました。29日30日の全国の集会は300か所以上総参加者数の集計は困難と報道されています。
     和道さんのコメントの通り「廃案に向けての足場は築けた」と思います。
    追伸:追記3のトイレの話はさすがプロだと思いました。東京の集会では「トイレで大パニック」の記事がありました。

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  4.  全国の大きくない町で英雄的に取り組まれたそれぞれの精神は、ある意味大阪以上だと思います。
     素晴らしい到達点に確信を持ちたいと思います。
     追記3を褒めていただきありがとうございます。
     

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  5.  国会で仁比議員が明らかにした自衛隊内の日米会談議事録によると、昨年末に自衛隊トップが米軍司令官に対して辺野古移設や戦争法案成立を約していたという。安倍首相の「解釈改憲」ではシビリアンコントロールも破棄されているらしい。これって実は本当に恐ろしいことではないでしょうか。軍部の独走が戦前と違うところは、現代は、それが米軍極東支店として、明らかな属国の軍として米軍の指揮の下に暴走している点でしょう。革新や保守という枠を超えて「不正義はよくない」と考える人々が必ずや今の状況を許さないと信じたいものです。

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  6. 60年安保後の「三矢作戦」問題当時を思い出します。文民統制が実効無きモノのように米軍に支配され続けていることを共産党の追求は明らかにしています。本物の追求をする共産党だから、こんな重要な情報が寄せられるのでしょう。さすがです。

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  7.  ひげ親父さん、同感です。
     キナ臭い世の中です。無関心は戦犯に相当するのかもしれません。

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