暑気払ひなどともとより異存なし (鈴木鷹夫)
1か月ぶりで暑気払いに参加した。
良い意味でも悪い意味でも半ば強制的であった職場の飲み会が激減したらしい昨今なら、「暑気払い」という言葉も死語に向かってフェードアウトしていっているかもしれない。事実、息子のお嫁さんと話していた折り「暑気払いってどういうものですか?」と聞かれたことがあった。
結局、暑気とはあまり関係なく、なんとなく私を元気付けてやろうという雰囲気で何人かが集まってくれたもので嬉しかった。
同時に、内容は違えど誰もがいろんな苦労に疲れている話も飛び交いお互い慰め合ったから、考えれば一番暑気払いらしい暑気払いだったのかもしれない。
歳がいって経験ばかりが重なると他人にはめっぽう辛くて自分には大甘になるので、「可愛い爺さん」になる勉強が大切なようなことを確認し合ったようなしなかったような。そんなひと時を過ごした。
グルマンの友人の推薦した冷酒を注文したら、バーテンダーがワインか何かを注ぐようなパフォーマンスを披露してくれた。
以前なら「何故そんな注ぎ方をするの?」などと聞いたに違いないが、今回は単純にその技術に拍手を送るだけにした。
なんとけふの暑さはと石の塵(ちり)を吹く (鬼貫)
「なんとけふの暑さは・・」と書いたら台風15号のおかげで涼しい風の1日だった。
返信削除天気予報は、確か近畿地方には「台風が南の熱い風を呼び込む」って言っていませんでしたか?
予想はずれの涼しさに文句はありませんが…。
酷暑、猛暑と罵りながら、クーラー無しで寝れるここ数日の有難さに、ふと夏の終わりかと寂しさを感じる、人間の身勝手というものでしょうか?それとも人生の秋を感じる年となったという事でしょうか。
返信削除とは言え、もうひと汗かかなくてはならない事態が月末に迫っています。
「もう一汗」は、月末30日、全国100万人行動の一環としての扇町公園16時のことでしょうか。
返信削除ありがとう!そうです。みんなで行きましょう!
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